熊野屋の考えること

熊野屋は名古屋で江戸時代享保年間に創業し、油{江戸時代は灯りの原料}を扱い、そして現在は良い食品と伝統食品の店として約三百年江戸時代より同じ場所で商いを続けています。

熊野屋の考える良い食品とは{品質の良い クオリティ(Qualtiy)高い}食品を【良い食品】と呼んでいます。

良い食品の四つの条件

  • 安全で安心して食べられること
  • ごまかしのないこと
  • 味のよいこと
  • 品質に応じて価格が妥当なこと

{岩波新書 食品を見わける 磯部晶策著より}

 

良い食品について

毎日何気なく口にしている食品について、考えたことはありますか?食品を作り、販売している側から言えば、世に悪い食品はなく、全てがよい食品であるはずです。 現代では食品も大量生産、大量販売そして大量廃棄へ続く、経済社会のビジネスの商品です。 しかし食品{食物}は人間にとって命を育む大切なものです。 品質よりも利益、安全安心よりも便利、低価格を求めるためのごまかし、マスコミによるグルメや

健康情報の氾濫、消費者は何を基準に食品を選べばよいのでしょうか?

熊野屋は食品を販売する側の立場でなく、作る側、消費する側の立場にも立ち、科学的、合理的、そして良い食品の販売を通して食品の正しい情報の伝達に努め、生産者と消費者を結ぶ役割を果たしたいと思います。

伝統とは受け継ぎ、守り、育て、伝える事と考え、伝統食品を良い食品の理念に沿い、消費者の支持を受け、これからも残したいと思います。

 


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